「部下と管理職の関係性」と、 「人材育成の課題」について
早いもので、初夏の陽ざしを感じる季節となりました。
新入社員の方々や、異動があった方なども、新しい環境に、だいぶ慣れてきた頃でしょうか。
この頃、組織で話題になることは、新入社員や異動の方々を含めた「部下と管理職の関係性」と、
「人材育成の課題」です。
世の中がめまぐるしく変化する中、グローバル化や、ダイバーシティなど、企業に求められる人材も年々多様化しています。このような傾向の中、これまでの育成体系を抜本的に見直し、再構築する組織や企業も増えてきました。
そこで、ある1つの「管理職層と一般社員層対象のアンケート」について、分析を行ってみたところ、気になった点がありました。それは・・・
<課長と一般社員 職場のコミュニケーションに関する意識調査>で、
●「課長・一般社員双方に、感じ方(認識)のギャップがある」
●「課長・一般社員双方ともに、人間関係構築の苦手意識がある」
●「部下を理解できる管理職」と、「上司は理解をしてくれている部下」との意識の間に、大きな差があったということです。
私が2013年~2016年に実施した研修のテーマや、組織が求める能力・スキルアップの手段として「コミュニケーション研修」が上位に挙げられ、官公庁や民間企業などを問わず、数多く実施されている現状があります。特に、問題や課題が発生したときに情報を集め、可能な限り自力で解決する「コミュニケーション能力向上研修」は、他の研修科目よりも実施度が高くなっている事を、実感しております。
そして、OJTにおいても重要な要素は、「上司と部下の相互理解コミュニケーション」です。 キャリアについて相互理解を深めながら、上司が部下への『期待』をしっかりと伝えることが、 部下の大きなモチベーションUPに繋がっていくのです。
是非、是非、風通しの良い「やる気」に満ちた職場で仕事をしたいものですネ。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。「コミュニケーション力の向上」に興味をお持ち頂けましたら、お気軽にお問い合わせください。
講師紹介
鈴木 輝子(すずき てるこ)
株式会社オーラム代表
詳しいプロフィールこちらへ