社員に必要な資質「コミュニケーション力」
桜の開花が気になる今日この頃、新入社員の研修を準備する季節でもあります。
この時期に同じように話題になるのが、「企業(組織)が、社員にも求める資質」です。
日本経済団体連合の調査によると、新人に限らず社員に必要な資質として、直近の「6年間連続No.1」を維持している資質は、何だと思われますか?
それは、仕事や業務遂行に必要であり重要な「コミュニケーション力」です。人事担当者としても、業務遂行において ≪ヒト≫ というデリケートな部分を取り扱うため、
高度なコミュニケーション力が求められます。
また、企業内において取り扱われる様々な要素のうち、人材は一部が欠けてしまったからといって、すぐにその代わりになるものを調達することができません。継続的な企業活動を円滑に行なっていくことができるように、極め細やかな調整を行っていくことが必要となってきます。
そして人事の仕事において最も大切な特性は、やはり「コミュニケーション能力」です。 一方的ではなく各人材の適正を考えつつも、その人の希望に適した業務であるかどうかを見極め調整していきます。
従いまして、通り一遍的なやりかたではなく、コミュニケーション能力を駆使した『人財』の円滑化を図っていかなければなりませんので、ご苦労も計り知れないと思います。
更に、OJTにおいて重要な要素が、「上司と部下の相互理解=コミュニケーション」です。キャリアについて相互理解を深めるとともに、上司が部下に対して期待を伝えることが、部下の大きなモチベーションに繋がると私は考えています。
講師紹介
鈴木 輝子(すずき てるこ)
株式会社オーラム代表
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